速読本で速読はマスターできるか?速読本トレーニングのメリット
速読をトレーニングする方法として書店で販売されている、速読トレーニング用の本を使って独学でトレーニングをするという方法があります。速読教室に通うことや、通信教育を受けること、または教材セットなどを購入することに比べれば、本を買って独学でトレーニングができればかなりリーズナブルです。これには魅力を感じる人もいるのではないでしょうか。
問題は、本を買って独学でトレーニングをすることで本当に速読がマスターできるのかというところです。本を買うのがいくらリーズナブルでも、それで効果がないのであれば全く意味はありません。
結論からいえば、本を買って独学で行うトレーニングでも、速読をマスターすることはできます。ただし、本を買ってのトレーニングの場合にはいくつか注意しなくてはならないこともありますので、ご紹介しておきたいと思います。
まず、速読のトレーニング方法には、いくつかの流派が存在しているということです。より速く速読をマスタしようと、何冊もの本を購入してしまう人がいますが、買ってきた本の流派が違えば、いくつものやり方を混ぜて行ってしまうことになります。どの流派が自分にあっているかを試す意味でいくつかの本を購入してみるというのならいいのですが、そうでなければかえって上達を遅らせることになりますので、何冊もの本をまとめ買いするのは避けましょう。
また、完全に独学で、しかも本だけでトレーニングをする場合には、本当に成果が上がっているのかが自分では判断しづらいというデメリットもあります。たとえば速読教室や通信教育なら、成果を都度確認してもらうことが可能です。速読トレーニングソフトを使う場合でも、ソフトは本のように静的なものではありませんので、ソフトのレベルについていけているかどうかは、自分でも分かるでしょう。しかし、本だけを使って自分でトレーニングをしている場合、できているつもりになってしまうことが、一番注意しなくてはならないポイントです。
速読は、本の内容を斜め読みしたり流し読みするということではなく、しっかりと内容も理解した上でスピードを出すということでなければ意味がないのです。しかし、本を使った独学の場合には、スピードだけはあるけれども内容の理解ができていなかったりという状態でも速読をマスターしたと誤解してしまうケースがあります。本を使って独学する場合でも、しっかりと自分のレベルをチェックしながら進めることが大切です。
以上の点に注意して行えば、本を使っても速読トレーニングは、何よりリーズナブルですし、自分のペースでできるという魅力があります。速読がどんなものかをまずは知るために本を買ってみるという人もいるでしょう。
上手に活用して、速読の上達につなげていただきたいと思います。